symfony1.4触ってみた
これまで、比較的ライトなWEBサイトなどは公私ともにCakePHPを使って来ました。
そもそもPHP歴=CakePHP歴なので、他のフレームワークも触ってみようと思い、symfonyにチャレンジしてみました。
バージョンは、最新の1.4です。
以下駄文。
軽く公式のドキュメントに目を通した後に、チュートリアルを追いながら簡単なものを作ってみた感想。
・CakePHPより大規模に向くと言われる理由がわかった
プロジェクト->アプリケーション->モジュールと、深い階層構造が出来てる故、膨大な量のソースも管理しやすそう。
逆に、小規模なものを作るには若干の面倒くささを感じた。
PHPというより、javaのフレームワークをPHPらしく書けるようにした、みたいなイメージ。
・コマンドラインコンソールが良さげ
cakeの、わりと貧弱なコマンドとは違い、よく気が利く印象。
doctrine:build --all --and-loadとか、doctrine:build-schemaとか便利。
・OOP,DRYがしっかりしてる
ちゃんとしたオブジェクト指向で、Dont Repeat Yourselfを徹底してる印象。
もともとjava使いの自分としては、eclipsePDTでコンテンツアシストがしっかり使えるのがすごく助かる。
コンテンツアシストの動作が遅いのは気になるが、symfonyのせいでは無いから気にしないことにする。
・公式ドキュメントがしっかりしてる
CakeBookなんかは、所々リンクがおかしかったりする(気がする)。
Symfonyの公式ドキュメントはしっかり作ってあって、ある程度の実用的なコードがすぐに手に入る。
・日本語の情報が貧弱?
大規模に強いということから、趣味で使うユーザーが少ないのか、日本語の資料やブログ記事などが
公式ドキュメントを除いて殆ど見つからない。
SIerなどの案件でもよく見かけるから、企業ユーザーがメインぽい。
仕事で使ってるだけだと、いろんな意味で情報をアウトプットするのは難しいから仕方ない。
ただ、twitter経由で公式ドキュメントの翻訳などをしてる方にメッセージを頂いたりして、非常に心強かった。
英語が満足に読めない自分が悪いわけだし、これからは自分が発信していくようにする。
これからは、小規模=cake,大規模=symfonyでがんばる。
明日から、ちょこちょことsymfonyに関する記事を頑張って書く。