解雇のススメを読んで思ったこと
なにわのITベンチャー社長Blog::解雇のススメ
http://japan.cnet.com/blog/g1sys/2009/09/05/entry_27024740/
この方のコラムは毎回欠かさず読んでます。
過激な一面もあるけど、毎回熱い議論を巻き起こす面白い方です。
今回の「解雇のススメ」には、概ね賛成です。
解雇という危機感によって、労働者が努力をするようになってもいいし、人材の流動性が向上することによって学歴無し職歴無しの若者が挑戦しやすい環境になればいいと思います。
ただ、業種によってはそれが仇になる場合もありそうですね。
あとは、整備が必要なセーフティーネットの具体例まで掘り下げるともう少し同意しやすいのかなと。
どちらにせよ、新自由主義の規制緩和路線が叩かれまくったお陰で実現しそうにありませんね。
大事なのは、会社や景気がどうであれ、ご飯が食べていけるだけのスキルを身につけておくこと。
また、それを磨き続けるのを怠らないことが一番大事なのかな。
Google App Engineを使ってみた
今話題のGoogle App Engine(GAE)を使ってみました。
PythonとJava両方でHello world!したぐらいなので、詳しい説明は何か作った時に。
それだけだとアレなので、拙い文章で所感と総評を書いてみました。
【所感】
・思ってたよりレスポンスが早い
サーバーが北米にある割りに、個人向けレンタルサーバーに遜色ない感じ。
日本人の方が作ったサイトをいくつか見たけど、大規模にならない限り十分なのでは。
(例→http://www.amabiki.com/)
・開発環境が充実してる
Googleが出してくれたSDKが良かった。windows版を使ってみたけど、GUIでプロジェクトの作成からテストサーバー、デプロイまで面倒みてくれる。
Javaだとeclipse google pluginなるものがあって、従来のeclipseに追加するだけで簡単に環境が整う。こちらも同様に面倒を見てくれる。
Pythonの場合eclipseが使い辛いが、そもそもLLな人はIDEよりエディタ派が多いと思うから問題なさそう。また、定番フレームワークであるDjangoを使うためのヘルパーも用意されており、Python書ける人はとても入りやすい気がした。
・google依存がちょっと怖い
会社として出すサービスで使うにはちょっと気が引ける。
SLAが曖昧なのも一つだけど、一番怖いのはgoogle依存になること。
突然のサービス停止とか、ふとした拍子の規約違反でアカウントが即停止になったりとか。常時稼働のWEBサービスとしては使い辛い。
【総評】
一プログラマーとして、クラウドコンピューティングの先駆け的なサービスに無料で触れるのはありがたい。
当面は、一時的な高負荷が見込まれる、永続的でないサービスに対して使ってみようと思った。
年内に何か作ってみることにする。
Google App Engine
http://code.google.com/intl/ja/appengine/
全然わからない人は、
http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/whatisgoogleappengine.html
とか
http://codezine.jp/article/detail/3835
とか読んでみてください。