Google App Engineを使ってみた

今話題のGoogle App Engine(GAE)を使ってみました。
PythonJava両方でHello world!したぐらいなので、詳しい説明は何か作った時に。
それだけだとアレなので、拙い文章で所感と総評を書いてみました。

【所感】
・思ってたよりレスポンスが早い
サーバーが北米にある割りに、個人向けレンタルサーバーに遜色ない感じ。
日本人の方が作ったサイトをいくつか見たけど、大規模にならない限り十分なのでは。
(例→http://www.amabiki.com/

・開発環境が充実してる
Googleが出してくれたSDKが良かった。windows版を使ってみたけど、GUIでプロジェクトの作成からテストサーバー、デプロイまで面倒みてくれる。

Javaだとeclipse google pluginなるものがあって、従来のeclipseに追加するだけで簡単に環境が整う。こちらも同様に面倒を見てくれる。

Pythonの場合eclipseが使い辛いが、そもそもLLな人はIDEよりエディタ派が多いと思うから問題なさそう。また、定番フレームワークであるDjangoを使うためのヘルパーも用意されており、Python書ける人はとても入りやすい気がした。

google依存がちょっと怖い
会社として出すサービスで使うにはちょっと気が引ける。
SLAが曖昧なのも一つだけど、一番怖いのはgoogle依存になること。
突然のサービス停止とか、ふとした拍子の規約違反でアカウントが即停止になったりとか。常時稼働のWEBサービスとしては使い辛い。

【総評】
プログラマーとして、クラウドコンピューティングの先駆け的なサービスに無料で触れるのはありがたい。
当面は、一時的な高負荷が見込まれる、永続的でないサービスに対して使ってみようと思った。
年内に何か作ってみることにする。



Google App Engine
http://code.google.com/intl/ja/appengine/

全然わからない人は、
http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/whatisgoogleappengine.html
とか
http://codezine.jp/article/detail/3835
とか読んでみてください。