yumのTransactionTestでハング

FC2ブログから移転してきました。
夕方の風が肌寒く感じるころにお盆休みを取るつもりのsanojiです。

お盆休みの時期は、WEBサイトの表示を少しでも早くしようと試みて、
いろいろサーバーをいじってみました。
うちのサーバーはBフレッツの一般回線で、サーバースペックも1〜2年前の
基準ですが、プログラム側含めていろいろ工夫をしてみたところ、社内計測で
各トップページ1秒以内は達成出来ました。
その辺の話はまた別の機会に書きます。

今回は、CentOS標準のパッケージ管理システムであるyumを使ったパッケージ
インストール中に、yumがハングする現象について。

yumはとても便利でシステムで、一括インストールなどの場合にも整合性を
保持するために、作業の実行前にtransactionをテストしてくれます。

yum -y install xxx

などのコマンドを実行すると、正常時は以下のようなログが表示された後に
実際のインストール作業が実行されます。

Running rpm_check_debug
Running Transaction Test
Finished Transaction Test
Transaction Test Succeeded

が、今回試してみると「Running Transaction Test」でハングしてしまい。。。
前回実行したタイミングから変更されてる箇所は、バックアップ用のドライブを
NFSに変更した部分だけなので、試しに

umount /mnt/xxx

してから

yum install xxx

すると正常にインストール完了。

本当なら原因調査もしっかりしなければならないのですが、今回はWEBサイトの
表示速度の向上が目的で、インストール作業も試験的だったので放置。

バックアップドライブは、定時のバックアップ処理が走る際にマウント・アンマウントを
するようにプログラムを変更して対応しました。

教訓:
yumを叩く時はNFSに気をつけろ

次回は、WEBサイトの高速化で気を使ったことを書いてみようと思います。